鹿野山神野寺
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鹿野山 神野寺は推古天皇六年(五九八)、聖徳太子によって日本で4番目に開かれた、関東最古の名刹(古寺)であり、関東三大修験道(鹿野山、筑波山『茨城』、榛名山『群馬』)の一山であります。

表門(国指定重要文化財)

この門は、道場・太子講堂・宿坊などに出入りする為の門です。当山の建造物は、ほとんどが江戸時代に再建や改築されたもので、その年代がわかります。しかし、この四脚門のみ建設の年代が不明ですが1505年~1520年に建立されたと推定されます。大寺院の門は、その構造上から重層門と単層門に分けられますが、この四脚門は単層門で2本の主柱の前後にそれぞれ2本ずつ控え柱を配した平面の門で、正面は1間、側面は2間。萱葺屋根の切妻造りで、この構架のあたりにも室町時代の手法が伺えます。関東地方でも優れた建築構架のみられる四脚門です。

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